2018年4月24日火曜日

「解決!空き家問題」中川寛子

再読しました。そもそも何故空き家ができるのかを、法律と政策を通じて解説。空き家の価値を見直し、再利用するための、立地などの考え方の提案。その実例紹介まで。自治体がこれほど空き家問題に、お金や法案を作ったりしているとは認識していませんでした。★★★★

2018年4月22日日曜日

「トリガー」アーサー・C. クラーク マイクル・P. キュービー=マクダウエル

一定範囲にある火薬を全て爆破できる技術を開発したエンジニアや、経営者や、大統領などが、その技術を社会実装しようというお話。社会実装って、これほど難しいのかと唸ります。★★★

2018年4月21日土曜日

「古事記」梅原 猛

ぼくにとっての梅原猛は、「水底の歌―柿本人麿論」の作者であり、古事記もその流れの中で読みたいという思いが強すぎたようです。それでも、十分面白かった。歴史はそもそも偏見であり、思想を通して読み解くものと割り切って読めば、これほど面白い本はありません。★★★

2018年4月19日木曜日

「雑草は軽やかに進化する 染色体・形態変化から読み解く雑草の多様性」藤島弘純

雑草愛が凄すぎて、読んでもついていけませんでした。説明や、写真が少なく、Webで検査しながら読みました。事前知識がかなり必要です。専門書なので、素人には読んでも無理のようです。★

2018年4月18日水曜日

「声優魂」大塚明夫

声優になるために学校に行く必要はない。声優は大変、それでもやりたい人は読んでねという本。その上で、演技や人生、どうやって続けていくかが書かれています。声優だけではなく、肩書のよくわからない職業の人は読んでみるといいかも。★★★

2018年4月17日火曜日

「横浜駅SF 」柞刈湯葉

実際の世界でも工事の終わらない横浜駅。この横浜駅が、自己拡張して、増殖中の世界。JR九州や、JR北日本とは、戦闘中。そんな中、非Suicaの住民、駅ナカの外の住民が入り込み、彼を引き回しに世界が紹介されていきます。Web小説が元ですが、書籍版を読みました。鉄オタ向けかと思えば、立派なSFでした。★★★

2018年4月16日月曜日

「異端の統計学ベイズ」シャロン・バーチュ・マグレイン

18世紀の牧師ベイズ氏の紹介から始まり、ラプラスや、ベイリーなどベイズを作った人々の紹介本です。チューリングがベイズを使ってエニグマを解読する一連や、オペレーションズリサーチなどの手法も確かにベイズ的な考えですね。そして、フィッシャーなど頻度主義者との闘争。最後は、BUGSソフトウエアまで、非常に精密な紹介記事で、読むのに2週間もかかりました。ただ、この本読んでも、ベイズがわかるようになったりましません。★★★★

2018年4月13日金曜日

「地形で謎解き!「東海道本線」の秘密」竹内 正浩

明治初期、国策として東海道本線が作られるが、当時の汽車は坂道の傾斜に耐えられず、ゆるい傾斜をどうやってみつけ、東海道本線の線路が引かれたかを解説した本。まさに、タモリ倶楽部。住民、軍、政治家の横槍にエンジニアが、何度も道を引き直しながらも完成にいたる感動巨編です。★★★★

2018年4月12日木曜日

「テロルとゴジラ」笠井 潔

「シン・ゴジラ」「コードギアス」「東のエデン」などのアニメを使って、サブカルや、ポスト戦後を再定義しようとしているんですが、これ若い人には何を言っているかまるでわからないだろうなと、今にして思います。昔の文脈が世代間で途絶えていることを、実感した感が。311を原体験として持つ世代に、ポスト戦後を理解してもらうことに意味があるのか。再定義しないと次の世界が作れない、訳ではなくなっているのを自分の中に見つけた気がします。★★★

2018年4月11日水曜日

「魚だって考える キンギョの好奇心、ハゼの空間認知」吉田将之

広島大学の生物学研究所。自分で魚を採ってきて、研究器具も自分で作る。実験対象の魚の機嫌取りまで行う研究者たちの姿が描かれてます。読み物としても楽しかったです。★★★

2018年4月10日火曜日

「初陣物語」東郷 隆

信長のような著名武将から、無名の足軽まで、初陣を描いた短編連作集。足軽の携行品や、行軍の方法など著者らしい記述が面白かったです。足軽生活を知りたければ必読です。★★★

2018年4月9日月曜日

「紐結びの魔道師〈オーリエラントの魔道師〉」乾石智子

シリーズ第6作目。コンスル帝国衰退期までもどったためためか、話が単純になって、面白さも若干復活しています。貴石占術師など、新たな魔法も登場して、明るく軽快。★★★

2018年4月8日日曜日

「第三の願い (嵐の王2)」「伝説の都 嵐の王3」カイ・マイヤー

アラビアンナイト、バグダッド、広大な砂漠、魔神、魔法、そして砂漠。今までにないファンタジー三部作。早い展開、残虐な魔神描写で、一気に読んでしまいました。★★★

2018年4月7日土曜日

「ハルキゲニたんの古生物学入門 古生代編」川崎悟司

中身は濃いのに、情報にたどり着くのにギャル調の文章を延々と読まなければならず、正直辛かったです。端的な大人版を希望します。★★★

2018年4月6日金曜日

「文字を作る仕事」鳥海修

書体設計士という言葉が面白いです。半分は自伝で、日本らしい職人の意気込みが書かれてます。文字数が多い日本語は大変です。★★★

2018年4月5日木曜日

「真実の魔術師」チャーリー・N・ホームバーグ

「紙の魔術師」シリーズの3冊目。当初、法則が決まっていて使いにくそうだった魔法が簡単に枠組みを外されて、万能ツールのようになってきました。それにともなって、ご都合主義的な展開と、恋愛描写が増えて面白さがダウン。残念です。★★

2018年4月4日水曜日

「平成の大合併」の政治経済学 中澤克佳、宮下量久

なぜ自治体が合併するのかというところから始まって,合併が自治体行動に与える影響が書いてあります。具体的には、合併により合併特例債が作れるようになったりと、基本的にお金に困って合併が基本。そのうち、人口減少で合併が始まったりするのでしょうか。ちいさなサイズで自治体がそのまま生き残る戦略本を探してみないと。★★★

2018年4月3日火曜日

「となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代」内藤正典(ミシマ社)

お隣さんとしてのムスリム。ご近所のムスリム目線で、ムスリムのことを知りたい人のための本です。もしムスリムの知り合いが居ない人は是非、いる方々も一応読んでみると気づくことが。京都にある、小さな出版社ミシマ社の本です。★★★