2014年2月22日土曜日

面白い仮説のオンパレード「ひとの目、驚異の進化 4つの凄い視覚能力があるわけ」マーク・チャンギージー

ひとの目、驚異の進化: 4つの凄い視覚能力があるわけ装丁が、ビジネス書ぽくて安っぽいので、とほほ系の本と思っていましたが、MITの立派な研究員が書いた本です。常識を伺え、立体視できる両眼の配置は、ブッシュで向こうを見通すため。他にも一見突飛な仮説がいっぱい。かなり強引なのが気になりますが、日常の常識を揺らがせてくれます。先日読んだ、ピーター・ワッツの「ブラインドサイト」を思い出しました。この小説文明の黎明期に吸血鬼が直角という自然にない造形のために絶滅したという理論が登場します。進化理論神経科学という分野は面白いことはよくわかりました。★★★

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