2011年7月17日日曜日

Google後の、図書館改革イタリア版「知の広場――図書館と自由 」アントネッラ・アンニョリ  柳 与志夫[解説]

知の広場――図書館と自由図書館は、今後どうすればいいのか。イタリアの図書館改革の現状本です。解説が、千代田図書館の元館長なのに、千代田図書館に蔵書がないのはどうして??ともかく、「科学者、人文学者、修道士たちの議論の場であり」そうです、図書館で大声で議論しても良かった。「Googleは、図書館員の役割を非合法化させる大衆の図書館」「ノーベル賞受賞のル・クレジオの版元はスウェーデンでたった1人の女性が運営」大衆娯楽だったシェークスピアが、ある階層の文化になったように、図書館も入らない人たちには、別の文化の守護者になってしまい、それをどう改革するかが、この本のテーマです。週に3件の図書館を梯子する僕には、とても面白い本でした。★★★★

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