2011年3月2日水曜日

今度は人間とは何かですが回答はなし「遠すぎた星」ジョン・スコルジー

遠すぎた星 老人と宇宙2 (ハヤカワ文庫SF)ゴースト部隊は、遺伝子を死者からもらっていた。記憶がない彼らは、人工知能の支援であっという間に大人になる。裏切り者の知識を蘇らすため、記憶をメモリーから入れられたゴースト部隊の兵士が主人公です。彼は裏切り者になるのか、果たして人間なのか。入れられた記憶が復活するにつれ、娘の記憶が蘇り最後は、異星で本人と主人公の対決。テーマの掘り下げではなく、エンターティメントに抑え回答はでないまま。できはいいのですが、技術的な解説が延々と続く部分はちょっとバランス悪いです。★★★

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