2008年8月4日月曜日

深海のYrr フランク・シェッツィング

Yrr 上中下の3巻完結ですが、当たり外れが激しいです。1巻は、翻訳が酷くて大丈夫なのと、不安に。2巻は、絶好調で海洋ものハードSFとして十分楽しめて、人物描写も申し分なし。3巻は、人物描写がぼろぼろで、登場人物を長編なのにうまく殺せなくて、人が多すぎてまとまっていません。そして、そのまま読了。とくに、最後の百ページはいらない、モノローグが延々と続いて読むのが辛いです。エコを題材にした、地球環境SFで書きたい地球の異変がいっぱいで、まとめられなかったのと、登場人物が大過ぎ、翻訳が悪いのとで、今ひとつ楽しめませんでした。★★



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