最近、週に3日は赤坂から、お茶の水まで歩いています。
「安徳天皇漂海記」の続編になります。あの不思議な、琥珀のような液体が中国の皇帝たちに伝えられ、その最後を看取ります。そして、最後は後鳥羽院が登場。隠岐版新古今和歌集の編纂を手伝うや、子どもとなった皇子たちを海へと運びます。しかし、歴史解釈の中で1番面白かったのは、1篇目の元朝最後の皇帝順帝の解釈でしょう。伝奇小説ならではの再解釈、お見事です。★★★
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