2016年7月16日土曜日

2016年7月14日木曜日

ドキュメンタリー映画の作り方「観察する男 映画を一本撮るときに、監督が考えること」想田和弘

観察する男 映画を一本撮るときに、 監督が考えることナレーションも、音楽も入れない観察映画というドキュメンタリー手法で作品を、一人で作っていく監督本人のエッセー?「牡蠣工場」という映画を見たが意味がわからず、本を読んでみました。彼が拾おうとしているものが何か、まだわかりませんが、理解したいと思ってます。ミシマ社の本というのも素晴らしい。★★★

2016年7月11日月曜日

定量的な証明?「文化進化論―ダーウィン進化論は文化を説明できるか」アレックス・メスーディ

文化進化論:ダーウィン進化論は文化を説明できるか人間行動を、定量的に進化論を使って説明しようという意欲的な考え。決して、文化はそのうち西洋文明になるよといった、与太話ではないのですが、証明したと書かれているものを読んでも、今ひとつ納得いきません。宗教は母親を通して子供に伝達されるといった仮説をこれで証明していることになるのか????とにかく、この本を読むほど社会人類学を勉強してないので、まずはジャブ程度の流し読み。★★★

2016年7月10日日曜日

名著、復刊して「アメリカは歌う。―歌に秘められた、アメリカの謎」東理夫

アメリカは歌う。――歌に秘められた、アメリカの謎ジョン・ヘンリーと、ナンバー9。アパラチアのカントリーの源泉。ミステリー翻訳家で、バンジョー奏者ならではのアメリカ60年台の文化解説。そうだったのかの連発。膨大な知識と、現地調査、こういうのを名著というんでしょうか。★★★★★

2016年7月9日土曜日

上方落語の始祖「天下一の軽口男」木下昌輝

天下一の軽口男上方落語の始祖と言われる、初代 米沢 彦八の物語。落語の成り立ちには疎いので、これが正確なのか判断できないが、それでも現在の落語の成り立ちを思わせる芸の進化が面白い。モノマネという芸の歴史凄いです。★★★

2016年7月1日金曜日

これぞ高低差、ブラタモリ10話分以上「地形で謎解き!「東海道本線」の秘密」竹内正浩

地形で謎解き! 「東海道本線」の秘密明治の初期、新橋から神戸までの鉄道計画を立てる。当時の非力な蒸気機関車では、高低差を越えられずとにかく平を求めて、線を引く。当初は、中山道を予定した京都までも、今の東海道線に移り、箱根を迂回した御殿場線が引かれ、とにかく国を作るとはこういうことかと明治の技術を身近に感じられました。★★★★★

2016年6月30日木曜日

ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、アーサー・C・クラーク賞、英国SF協会賞、英国幻想文学大賞、キッチーズ賞7冠「亡霊星域」アン・レッキー

亡霊星域 (創元SF文庫)かつて中島梓さんが、「鉄腕アトム」を評論して、正しすぎて人類では付き合うことができず、アトムはメコン川岸に埋められた、といった趣旨の評論を書いていたのを思い出しました。あまりにも正しい隷属体は、人類の鏡なのかもしれません。ともかく、世界観といい、手袋へのこだわりといい、文明の香りまで創りだした宇宙帝国に夢中になりました。★★★★

2016年6月29日水曜日

なぜ疑似科学を信じる人がいるのか「彼女がエスパーだったころ」宮内 悠介

彼女がエスパーだったころ疑似科学をベースに、拡張することでSFを書くこともできる。しかも、そこには人間がなぜそれを信じるかの小説としての表現が存在する。実験小説を超えて完成度が高い連作短編集。やられました。★★★★